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福祉施設

バリアフリーが求められる福祉施設では、可動ステージが空間を有効に利用するためのアイデアとして取り入れられています。

福祉施設

これからの福祉施設の
考え方・アイデア

公共施設でもある福祉施設は、高齢者や障害者などが利用する施設のため、設備に関して法律で定められた基準を満たさなければなりません。その一つが建物内のバリアフリー化です。

ステージを利用しない時は壁面に収納し、空間をフラットな広い空間として使用することができる可動ステージの設置は、バリアフリーの空間と舞台を使っての行事の実行、これらを両立させることができるアイデアとして注目されています。

物理的な環境整備と職員に留意した建築・改修が必要

福祉施設の建築・改修においては、法に基づいた建築空間や設備等によるバリアフリー化を第一に考える一方で、福祉用具や職員配置による支援もあわせて検討する必要があります。たとえば児童や知的障害を持った方々の利用を想定すれば、物理的な環境整備はもちろん、利用者を支援する職員のことにも留意する必要があります。

その意味で可動ステージはポータブルステージのように移動や出し入れの手間が少ないので、職員の働きやすさも考えられた製品と言えるでしょう。

福祉施設に合う可動ステージは?

福祉施設はバリアフリー化が求められるでしょうから、床に溝ができてしまう床下昇降は福祉施設には適していません。選択肢は壁面収納で、電動の壁面収納折りたたみステージや手動の壁面収納スライディングステージが活躍しています。

【種類別】可動ステージのおすすめメーカーを見る

福祉施設の可動ステージ
事例

フジタス工業のFS-2M

FS-2M
引用元HP:フジタス工業
http://www.fujitas.co.jp/slide.html

FS-2Mとはどんな製品?

フジタス工業の「FS-2M」は、ステージ高が低くおさえられた「手動スライディングステージ」です。大掛かりな電気工事が必要なく、女性職員が多い職場でも簡単に操作が行えるため、福祉施設など公共施設にも適した製品となっています

フジタス工業とはどんな会社?

空間の有効利用を提唱しているフジタス工業は、引き出し型椅子収納設備「フジトラック」をはじめ、壁面収納型舞台「フジステージ」など、様々な施設の空間を有効利用に適した製品を開発・販売している会社です。スペースの有効利用を考えて50年、今も空間の規模や利用目的に合わせ、社会のニーズに応え貢献できる製品づくりを目指しています。

フジタス工業の可動ステージの
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三和製作のMTW-EW

MTW-EW
引用元HP:三和製作
https://www.mitsuwa-seisaku.com/

MTW-EWとはどんな製品?

三和製作の「MTW-EW」は、駆動軸の伸縮により展開・収納する安全性の高いステージです。ピット不要な壁面収納折り畳み式の製品ですので、高層階への設置も可能なのが特徴で、建物の天井高に制限されず目的に合わせたサイズ設定も可能です。

三和製作とはどんな会社?

三和製作は、設計から営業・製造・施工・メンテナンスに至るまでを自社で行っている可動ステージの製作会社です。製品づくりに関して従業員が綿密な連携をとっており、培ってきた確かな技術力を持って、常に高品質・低コストを追求。お客様の要望に沿った製品の開発を行うことで、スペースの有効活用を提案し続けています

三和製作の可動ステージの
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MOVABLE STAGE
電動or⼿動収納or昇降
おすすめ可動ステージメーカー3選!

可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。

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