この記事では、ハネアゲステージの特徴や、ハネアゲステージを取り扱うメーカーをいくつかご紹介します。
ハネアゲステージはバネの弾力を利用して壁面から出し入れするため、電気工事の必要がありません。大きな負荷をかけずにステージが可動するため、女性だけでも十分動かせます。他の可動ステージと比べて奥行の幅を取らないので、集会所や公民館など小さな場所でも設置しやすいのが魅力です。
1990年に創立した三和製作は、可動ステージや運送装置の製造・施工を行う専門会社です。1988年に電動式昇降ステージを納入開始後、全国各地でさまざまな可動ステージの納入を行っています。
三和製作の場合、「MYW-MV手動式壁面収納ハネアゲステージ」の1種類です。両サイドにロック機能がついており、展開する際は取っ手を持ってステージを前に出します。脚パネルは、90度開きダンパーでしっかりと固定。強い衝撃を和らげる設計なのも特徴です。
ステージは偏平コイルバネを内蔵。余計な負荷をかけずに出し入れできます。収納奥行きは、185mmで設計可能です。
ハネアゲステージの 種類数 | 1種類 |
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コトブキシーティングは、元々1914年に「壽商店」としてルイ王朝式の家具販売を行っていました。現在は、可動ステージを始め、劇場やスポーツ施設のイスの製造・販売を中心に全国展開しています。
コトブキシーティングの「壁面収納式ステージFS-800」はバネの力で出し入れする点は他社と一緒ですが、脚パネルを開閉する部分の背面に切り欠き部分を作ることで指を挟まない構造にする、収納時は転倒防止のためロックピンで壁面を固定するなど、さまざまな安全対策を行っています。収納奥行きは、150mmで設計可能です。
ハネアゲステージの 種類数 | 1種類 |
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ハネアゲステージの特徴や、可動方法まで理解いただけましたでしょうか。電力を使わずに動かせるハネアゲステージは省スペースでも導入可能なうえ、電機を使わないながらもバネの力を利用することで女性でも楽に動かせます。
当サイトでは、豊富な可動ステージの種類や特徴、それぞれのメリット・デメリットや取り扱い企業などについて詳細にまとめています。可動ステージ選びの際にぜひ参考にしてみてください。
可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。