大学施設でも、大人数を収容する必要がある体育館や講堂などを、多様な使い方ができるようにするという考え方が、重要なポイントとされています。
大学施設、特に敷地面積が限られる都心部において「空間の多目的活用」は大きな課題となっています。たとえば大人数を収容する必要がある体育館や講堂といった空間は、どちらも広いスペースが必要となりますがその使用目的は違います。
これまでは利用目的に沿った2つの空間を造ることが主流でしたが、最近では可動ステージなどを設置することにより、1つの空間で2つの使用目的をフレキシブルに活用する、というアイデアが注目され、多くの大学で取り入れられています。
利用可能な対象者や実施可能な競技種目を広げるといったスポーツ活動の幅広いニーズに対応する利用しやすい環境づくりのほか、施設としての持続性も意識した仕組みづくりも意識すべきポイントでしょう。
大学においては体育館に設置する場合と講堂内に設置する場合などが考えられます。たとえば体育館であれば天井が高いので、壁面収納タイプはどういったものでも対応が可能でしょう。一方、天井の低い場所に設置する場合は、壁面収納折りたたみステージが適していると言えます。
フジタス工業の「FS-PN」は、ステージを自由に組み合わせていくことにより、多彩な面積のセッティングが可能となる「ポータブルステージ」です。ステージの連結にはジョイント金具を採用し、展開防止ロックなどの安全面も強化した製品です。
「スペースの有効利用を考える」を理念とするフジタス工業は、その空間の規模や利用目的に合わせ、より社会のニーズに応え貢献できる製品の開発に、日々研鑽を積んでいる製作会社です。空間を有効利用するために、壁面収納式舞台の他にも創業時から高い評価を得ている引き出し型椅子収納設備「フジトラック」など、複数の製品を取り揃えています。
コトブキシーティングの「DS-100」とは、省スペースに収納・設置が可能な「電動・壁面収納式ステージ」です。様々な空間に対応するため豊富なバリエーションを備えており、また電動式のため女性でも容易にステージの展開・収納が可能です。
「常にパイオニア精神を持って」を社是とするコトブキシーティングは、「誰もが等しく楽しむための空間づくり」のために、製品開発に日々研鑽を積んでいる会社です。徹底した品質を追求するとともに、様々な条件を堅持したデザインをすることで新時代への変化に努め、公共の場の安全性や安心感を確かな絆でつないでいきます。
可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。