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壁面収納ステージとは

壁面収納ステージは、可動ステージのなかでも取り扱うメーカーが多い種類となっています。どういう仕組みで壁面に出し入れするのか、仕組みや種類をそれぞれまとめました。

壁面収納ステージの種類

壁面収納ステージとは、壁にくぼみを作り、そこへステージ台を出し入れする可動ステージの1つです。必要な時に自分たちで設置して、普段は壁として他の用途に使えるので、空間を有効活用できます。固定ステージで起こりがちな段差による事故を防げるので、老人ホームや体育館など大人数が利用する場所に適したステージです。

壁面収納ステージには収納方法が違う3種類のステージがあるので、どんな特徴があるのか1つずつご紹介します。

ハネアゲステージ

ハネアゲステージは、バネの弾力を利用してステージを出し入れするので、手動でも大きな力要らずで動かせます。そのため、電気工事が必要なく、電線が通せない施設や場所にも設置できるのが魅力。他の可動ステージより壁面収納部分の奥行の幅を取らないので、限られたスペースで取りつけ可能です

ステージの両側に出し入れする際に持つバーがついているので、指を詰めてケガするリスクを減らせます。女性で2~4人もいれば十分収納できるので、保育園や公民館など小さな施設に設置されるケースが多いです。詳しく知りたい人は、こちらからチェックしてみてください。

ハネアゲステージの仕組みや特徴について詳しく見る

スライディングステージ

スライディングステージは、ステージ一面を分割せずそのままの状態で壁面に出し入れするのが特徴です。収納後の外観がすっきりするので、スクリーンとして活用したり見栄えがよくなったりします。電動式と手動式どちらもありますが、リモートスイッチを取りつけて出し入れできる電動式が人気です。

壁面にガードレールを取りつけて走らせるイメージで出し入れするので、安定性があるのも魅力。取扱いメーカーも含めて、こちらも別の記事で詳しくご紹介しています。

スライディングステージの
仕組みや特徴について
詳しく見る

折りたたみステージ

折りたたみステージは、その名の通りステージが2分割に折りたたまれた状態で収納できるのが特徴です。ハネアゲやスライディングと比べて高さが必要ないので、天井が低い場所や狭い場所でも設置しやすいのがメリット。電動式と手動式どちらもあります。

大きなステージは場所を取らない折りたたみステージが好まれる傾向が強いので、学校の体育館や多目的ホールなど広い建物に設置するケースが増えています。メーカーによって折りたたみステージの種類が異なるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

折りたたみステージの
仕組みや特徴について
詳しく見る

MOVABLE STAGE
電動or⼿動収納or昇降
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