コミュニティセンターはさまざまな人が利用するため、より多目的な空間利用が求められ、そのアイデアの一つとして可動ステージが導入されています。
公民館・コミュニティセンターは、様々な人が多様な目的で利用する施設です。そのため、目的ごとに空間を増やすのではなく、一つの空間をより多目的に使えるようにする、という考え方が施設設備を整える基本となっているようです。
目的に合わせて空間を変えることが可能な可動式収納ステージは、こうした考え方に合致した有効なアイデアの一つです。空間を目的によって変化させられるのは、公民館の利用目的にも沿ったものであると言えるでしょう。
仙台市の例(平成29年3月)にはなりますが、コミュニティセンターの稼働率を見てみると全体平均は34%に対し、多目的ホールというポイントに絞ると稼働率50%以上75%未満がもっとも多い割合となっています。
ここから見えるのは、コミュニティセンターのなかでも多目的ホールの利用者が一番多いということ。臨機応変に使える可動ステージの設置も、稼働率を上げるためのひとつポイントとなりそうです。
公民館やコミュニティセンターで選ばれやすいのが、小さな建物で収納スペースやコストを抑えられる手動式壁面収納ハネアゲステージや、天井の高さの制限がない場所に向く壁面収納スライディングステージ。高さを変えてさまざまな出し物で使いたい場合には電動式床下昇降ステージが選択肢に上がってきます。
手動スライディングステージ「FS-2M」は、ステージ高が低く抑えられた可動ステージです。ステージ高は300mmと400mmの2種類あり、天井高の低い集会場や会議室などに設置するのに適した製品となっています。
創業以来、空間の有効利用を提唱しているフジタス工業は、様々な施設の有効利用に適した可動収納ステージなどの製品を開発・販売している会社です。設備開発を始めて半世紀、空間の規模や利用目的に合った「スペースの有効利用」を常に考え、より社会のニーズに応え貢献できる製品づくりを目標に開発に取り組んでいます。
電動式昇降ステージ「MTW-E」は、様々な施設で多様な使い方ができるステージです。簡単な操作で舞台の高さを自由に変えられるとともに、ステージ下のスペースをイスなどの収納に活用できるのも、この製品の特徴となっています。
スペースの有効活用を提案し、自社で設計から営業・製造・施工・メンテナンスまでを行っているのが、三和製作です。三和製作の可動収納ステージは、確かな技術力と従業員の綿密な連携により、常にお客様の様々な要望に沿った製品が提供できるよう、高品質はもちろん低コストも追求したステージ作りをしています。
可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。