小さい子どもたちが、雨天でも室内で遊べるスペース作りに役立つ可動ステージについて、導入までの考え方などを調べました。
乳児や幼児の通う保育園の施設では、屋内でも子どもたちが体を動かして遊べる安全性の高い空間づくりが求められます。できるだけフラットなスペースを広くとるために、普段あまり使わない舞台を収納式の可動ステージにするということは、こうした空間づくりの考え方に合ったアイデアといえます。
また、保育園は女性職員が多い職場ですが、女性でも操作が簡単で安全性も高い製品が多いので、可動ステージを導入していく施設が多くなっているようです。
子どもの数と保育所の数のバランスが、2025年ごろから逆転すると言われています。つまり、今後「選ばれる保育園」になっていく必要があるということです。集客を強化するために、利用者にとって使いやすい構造、安全な構造へとリニューアルしていくことも重要になってくるでしょう。
参照元:【PDF】厚生労働省「保育を取り巻く状況について」(https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000784219.pdf)
保育園はスペースが限られる傾向にあるので、天井が低い場合でも使える壁面収納折りたたみ式、手動のハネアゲステージも選択肢のひとつです。狭いスペースで収納庫もほしい場合は床下昇降ステージの収納台車付がベターでしょう。
FS-2Eシリーズは、FS-1Eシリーズよりもステージ高を低くおさえた「電動式スライディングステージ」です。特に幼年・高齢者層の方々が利用される施設、あるいは天井高の低い集会場などの設置に適した可動ステージとなっています。
スペースの有効利用を考えて半世紀の「フジタス工業」は、壁面収納式舞台「フジステージ」をはじめ様々な空間の有効利用に適した製品の開発・販売を行っています。複数用途に対応できる、スペースが使用目的によって変えられる「可変ホールの構築」という、新時代の要求に応えていくための設備開発を目標に、日々研鑽を積んでいるそうです。
可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。