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幼稚園

幼児教育の場である幼稚園では、豊かな教育環境を実現するための施設整備の指針が示されています。可動ステージの導入も、その指針に沿ったアイデアの一つです。

幼稚園イメージ画像

これからの幼稚園の
考え方・アイデア

幼稚園施設の整備には、7つの重要な視点が指針として示されています。その中のひとつに「教育活動の変化に対応できる施設整備」という項目があり、時代に合わせた変更や現場の自由な発想や要望を反映できる可能性を持たせる、という考え方が推奨されています。

そうした考え方に基づいて出されたアイデアの一つに、可動ステージを導入するというものがあります。可動ステージの導入により、運動や発表会など多様な用途に使用できる空間となり、指針に沿った施設整備が整うことにつながります

バリアフリー設計と職員負担を減らすために

幼稚園施設の老朽化は問題視されており、国立の施設における老朽施設の割合は68.8%、公立でも57.1%にものぼりました(平成29年5月1日時点)。耐震工事を含め改修を考えるフェーズに入るところは多くなっていくでしょう。その際に考える必要があるのは、障害のある幼児など特別な配慮を必要とする幼児に対応した施設整備、教職員の活動を支えるための施設整備、家庭や地域等との連携・協働を促す施設整備です。

可動ステージはバリアフリー設計にするうえでのスペースの確保につながり、教職員のステージ準備の負担を減らすことにもつながります。また、地域の方を招いた発表会など交流の空間にもなるでしょう。

参照元:【PDF】これからの幼稚園施設の在り方(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2018/07/09/1405953_002.pdf)

幼稚園に合う可動ステージは?

幼稚園は保育園と同様に、天井が低めで敷地面積も小さいのでそこまでステージにスペースがとれないでしょう。そこでおすすめなのが狭いスペースにも対応できる壁面収納折りたたみステージや、手動式のハネアゲステージです。手動といってもステージの重さは大人2人いれば十分に持ち上げられるため、そこまでの心配はいらないでしょう。

【種類別】可動ステージのおすすめメーカーを見る

幼稚園の可動ステージ事例

フジタス工業のFS-2M

FS-2M
引用元HP:フジタス工業
http://www.fujitas.co.jp/slide.html

FS-2Mとはどんな製品?

手動式スライディングステージ「FS-2M」シリーズは、「FS-1M」シリーズよりもステージ高が低くおさえられている製品で、特に幼年・高齢者層の方々が利用される施設、あるいは天井高の低い集会場や会議室に向いている可動ステージとなっています

フジタス工業とはどんな会社?

「スペースの有効利用を考える」フジタス工業は、引き出し型椅子収納設備「フジトラック」を筆頭に、壁面収納式舞台「フジステージ」など、様々な施設の規模や利用目的に適した製品を開発・販売している会社です。空間の有効利用を提唱して半世紀、現在もより社会のニーズに応え貢献できる製品づくりを目指し、研鑽を積んでいます。

フジタス工業の可動ステージの
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三和製作のMTW-E

電動式昇降ステージ
引用元HP:三和製作
https://www.mitsuwa-seisaku.com/

MTW-Eとはどんな製品?

電動式昇降ステージ「MTW-E」は高さが自由に変えられるタイプの可動ステージで、様々な施設で多様な使い方ができる製品となっています。また、ステージ下をイスなどの収納スペースとして活用できるという特徴も持っています。

三和製作とはどんな会社?

可動収納ステージの設計から営業・製造・施工・メンテナンスに至るまで自社で行っているのが三和製作です。その確かな技術力を持って、従業員が綿密な連携を取っており、常に高品質・低コストを追求していくとともに、設置を希望される空間の規模や利用目的に合った製品の開発や、スペースの有効活用を提案しています。

三和製作の可動ステージの
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MOVABLE STAGE
電動or⼿動収納or昇降
おすすめ可動ステージメーカー3選!

可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。

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