この記事では、可動ステージの1つ「ポータブルステージ」の詳しい特徴や、実際に施工可能な専門メーカー3社をご紹介します。
ポータブルステージとは、ステージ自体を折りたたんで自由に持ち運びできるステージのことです。パネルのように自由自在に置けるので、形状や大きさをその場で決めて設置できるのが魅力。イベントやライブ、ダンスフロアとして使われる場合が多いです。
可動ステージとの大きな違いは、設置の際の自由度の高さです。出し入れの負担が減る分あらかじめ設置場所を決めなければいけない可動ステージと比べて、毎回設置する手間はかかりますが自由に設計できるのはポータブルステージの強みといえます。
1974年に創業したチヨダディステムは、店舗の什器や販促品の施工・販売を行う専門会社です。店舗や展示会のショーケースやパーテンション工事、壁面パネルや飛沫感染防止アクリルの設置など、商業施設を中心に納入を行っています。ポータブルステージも、イベント販促の1つとして取り扱っているようです。
チヨダディステムの扱うポータブルステージは、大きくわけてアルミタイプとスチールタイプがあり、全部合わせると16種類もあります。アルミとスチールの大きな違いは軽さです。アルミは、スチールに比べて3分の1ほど軽いといわれています。
アルミタイプとスチールタイプは、単独・2段階・3段階に高さが違うシリーズがそれぞれ7種類ずつ展開しているので、用途と予算に合ったポータブルステージが見つかるでしょう。
ポータブルステージの種類数 | 16種類 |
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2014年に設立したダイキシステムは、ホテルや結婚式場の宴会備品の製造・販売を中心に行っています。とくに、ポータブルステージの展開数が多く、会場の雰囲気に合ったステージを提供できるのが魅力。
ダイキシステムでは、チヨダディステム同様アルミとスチールタイプのポータブルステージを扱っており、全部で18種類あります。展開時のステージ下の脚やキャスターが見えない幕板付アルミポータブルステージも販売しているようです。
ポータブルステージの種類数 | 18種類 |
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パックス工業は、1983年に創業後アルミ製品の開発・販売を中心に全国展開する専門会社です。アルミ製ステージは、ひな壇ややぐら・観覧席などさまざまな環境やニーズに合わせて提供しています。
パックス工業のポータブルステージは、すべてアルミ製で作られているのが特徴です。標準型のステージから花道やバックパネルが付いたものまで全部で6種類扱っています。高さの微調整はできませんが、積み重ね可能なタイプなら3段階まで高さを変えられます。
ポータブルステージの種類数 | 6種類 |
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当サイトでは、豊富な可動ステージの種類や特徴、それぞれのメリット・デメリットや取り扱い企業などについて詳細にまとめています。可動ステージ選びの際にぜひ参考にしてみてください。
可動ステージにはさまざまな種類があり、コストや設置場所のサイズ感によっておすすめ製品が異なります。当サイトでは、電動と手動の違い、壁面収納式と床下昇降式の違いを解説したうえで、それぞれのおすすめメーカーを紹介しています。